お客様がWEBサイトへアクセスするのはコンテンツを見るためです。WEBサイトで重要なのは、アクセスしてきたお客様が満足するコンテンツです。そのためどんなコンテンツを作るのか、コンテンツを作る前の準備段階に時間をかけています。それが、「調査分析」と「企画」のステップです。
この「調査分析」と「企画」のステップで、「誰に」「何を伝えるのか」を決めます。
調査分析のステップは、「あなたの商品に反応してくれそうなお客様はどういう人か」を見つける段階です。
あなたの商品の特徴を考え、その特徴に対してニーズの強いお客様は誰かを考えます。これはあなたの商品に敏感に反応してくれる、つまり売りやすいお客様からアプローチするために行います。
しかし売りやすいお客様でも、販売時にあなたの会社にとってメリットが小さくては意味がありません。例えば値引きして価格に敏感なお客様を狙っても、会社のメリットが小さければそのようなお客様を狙う必要はありません。
理想は次の表にあるように、あなたの商品に対するニーズが高く、しかも販売時のメリットが大きいお客様から優先的にアプローチすることです。これは優先順位が高いAのお客様だけをターゲットに絞るという意味ではありません。まずはAのお客様からアプローチし、次にB、Cのお客様へと移っていくことを意味します。
経営資源は有限ですから、優先順位を持って販売計画を立てる必要があり、そのための戦略を考えます。
このように調査分析のステップにおいては、ターゲットを誰にするかを決めます。
企画のステップでは、「調査分析」で決めたターゲット対して何を伝えるかを考えます。「調査分析」と「企画」のステップは通常同時進行で進めていきます。
ターゲットとなるお客様に何を伝えると売れるのか。信頼されるためには何が必要なのか。またお客様がわかりにくい点はどこか、疑問を持つことは何か、などを考え、コンテンツを考えていきます。
お客様は商品購入の前に、競合商品と比較をしてどの商品が自分に最適かを判断します。そのため競合と比べての優位性がどこにあるかを重要視してコンテンツ作っていきます。
またここで考えたコンテンツはWEBサイトだけで使うわけではなく、会社全体での利用を考えます。調査分析、企画ステップででた戦略は、あなたの商品の売り方を考えたものですから、お客様を獲得するための販促ツールとして展開をしていきます。
【コンテンツを販促ツールへ展開させる例】
・商品パンフレット
・会社案内
・営業用の説明資料
・ホワイトペーパー
・DM・チラシ
・名刺 など
1,2で考えた内容をWEBサイトとしてアウトプットします。
このプロセスではまずはデザインイメージを重要視します。あなたの会社のブランドイメージを毀損することのないデザインを作り上げます。
またコンテンツをわかりやすく表現するための写真・イラストなどの素材の用意、更新が必要な場合は適正なCMS(ワードプレスを代表とするコンテンツを更新・修正するためのツール)の選定などを行います。
またWEBサイトは制作して終わりではなく、制作した時点からスタートします。可能であれば制作後の修正などを含めたサポート契約をおすすめしてします。